DCT交流勉強会代表 呉哲煥
1974 年生まれ。静岡大学卒業後、株式会社サマデイに入社。
2001 年同社を退社し、2005年NPO法人CRファクトリーを設立し、代表理事に就任。
「すべての人が居場所と仲間を持って心豊かに生きる社会の実現」をビジョンに、社会貢献性の高い事業経営を展開し、経営者として活躍中。
「コミュニティ運営支援ツールの開発・提供」「コミュニティリーダーズフォーラム」「コミュニティリーダーズカフェ」「コミュニティリーダーズセミナー」「コミュニティ運営相談会」など、NPO・サークル・会・市民活動の運営者向けのサービスを多数提供。
きっかけ・想い
DCT交流勉強会がスタートしたのは2001年8月でした。
当日の私は会社を辞めて独立し、起業しようと準備していました。
会社を辞めて一番思ったことは「勉強しないとまずい」でした。
それは「まずい」という言葉のニュアンスを超えて
「勉強しないと死んでしまう」と思うほどの恐怖に近い感覚でした。
会社員時代は目の前の業務に追われて、本を読むことすら
ほとんどしてなかった自分でしたが、自分で仕事をつくって
食べていかなくてはならないという状況に立たされたとき、
そのような自己研鑽に対する意識が芽生え始めました。
勉強すると言っても、孤独にひたすら本を読むのも性に合いませんし、
スクールに通うほどの時間的・金銭的余裕もなかった自分は、
「だったら同じようなことを想っている人たちと一緒に
勉強会をやればいいんじゃないか」という発想に至りました。
「いろんなことを幅広く勉強したい」
「いろんな人に出逢いたい」
そう思っている社会人がたくさんいるだろうと思い、2001年の
8月にDCTは誕生したのです。
第1回目はドラッカーの「プロフェッショナルの条件」が題材でした。
参加者はたったの4名で、下北沢の会議室で産声を上げました。
その第一歩がDCTのすべての始まりでした。
DCTは「自己研鑽」と「人と人との交流」がコンセプトです。
自分も見つめ直す、新しい知識や視点を手に入れる、多様な人たちと出逢う。
そういう中で自分も磨かれていきますし、人生の良き仲間をつくることもできます。
これからもDCTは「自己研鑽」と「人と人との交流」ができる場として
ずっとずっとあり続けたいと思います。